故に計測に特に意味はありません。(…すみませんよく知りません)
…順調に薄まりつつあるかーたーです。ごきげんよう。かーたー…
これだ!というものを選び抜く前のゴチャゴチャとした物共が、ついったぁの色の無い濃霧の中に溶け落ちていく勢い、これが案外ヤバみなもので、拡張された外付け脳容量にも限界があるということです。
…何が言いたいかと言うと、特に明確な目的の無い最近の一人回しメモとしての記事が生産されているということです。
・「効率のよい構築」が対戦において必ずしも守られないこと+植民地における愚者とトークン
愚者の黄金 引揚水夫 金物商 (造幣所がある想定ない想定) 商人ギルド、 焚火 その他サプライを崩さない大勢。 屋敷場。属州だったり植民だったり場。
一般に、愚者金は集めやすくまた集めれば集めるだけ強いので、そのことを知っているプレイヤー同士の対戦となった場合、互いが十分な数を集められないことも多い。このことは2人戦よりも4人戦など人数が多い対戦であるほど顕著になってきて、愚者以外にも一種類しかない村のようなものが不足してしまうことは多い。
一方で、愚者金は圧縮でデッキから邪魔なカードを消し去るほど手札に集まりやすく、少ない枚数で効力を発揮することができる。このような破棄を進めるためのカードや、コストの安い愚者を一度に2枚またはそれ以上集めるための獲得や購入の付いたカードを、構築序盤には愚者の替りに取っておくことで、最終的に効率的に愚者を運用するデッキを作ることが可能となる。
…しかしながら、これらふたつの事項は、完遂するには相反してしまっている。
愚者を効率的に運用するためのカードを取りすぎると、愚者を取り負けてしまう。かといって愚者ばかり取っていると、弱いデッキに愚者が数枚入っているだけという状態になってしまう。
実際の対戦におけるデッキ構築では、周囲のプレイヤーの状況を把握しつつ、これらの中庸をぬうように進んでいくしかない。
…つまり、タイトルのように、愚者のようなカードが絡んだ実戦では、一人回し状態と異なり「効率の良いデッキ構築」が必ずしも正しいとは限らないことになる。
このサプライの原型を目にした際、確かに愚者の運用としては屋敷銅貨の圧縮完遂が最も効率のよい手段だが、初手で愚者を取らない焚火銅貨2枚破棄-引揚水夫スタートから、焚火で積極的に銅貨を切ってしまうということが、果たしてどこまで実践的な方法なのか定かでなかった。
実際に数回回してみたところ、2人戦レベルの愚者枯れ速度であれば、このサプライは銅貨の圧縮を完遂した方がよいだろうという一応の結論に至った。
最悪でも愚者が4枚確保できていれば、9-12ターンでの属州4枚取りつつの属州空廃棄での勝利が見えてくるため、余程の不運な事故を引かない限りは、圧縮優先でいいだろう。
…具体的には、焚火銅貨2枚廃棄-引揚水夫スタートから、3ターンの行動については、屋敷廃棄5金については愚者と焚火銅貨2枚破棄を、屋敷廃棄4金については愚者2枚を、素の3-4(5)金については焚火銅貨2枚破棄を選択する。
レアケースである屋敷廃棄3金と2金については、愚者1枚の購入となるだろう。5金についてだが、仮に造幣所が存在すると仮定するならば買うだろう。もう一方のレアケース、引揚水夫で銅貨廃棄3金の場合、これは焚火銅貨2枚廃棄を選択する。
…これらの全ての場合について、これ以降同様に銅貨を切りきる方向で動くことで、安定したデッキでの早い段階での属州3-4枚プラス空廃棄が成立する。
…サブルートとして愚者-ギルドスタート(造幣はない、いいね)からギルドプレイで愚者2買いコイントークン2枚獲得はなかなかにアドアドしい動きなのでやってみましたがなかなかつよいですね。
圧縮してからギルド入れて愚者2枚取って、までいくと、理論上はつよいですが前述のように手間をかけすぎで今回の場合愚者が足りなくなると思われます。
…もう一点、前半と愚者以外関連のない項目ではあるが、圧縮が非常に強力である植民地場の愚者の黄金に対する考察である。
愚者金は3枚で9金出せる。これは金貨と同じ効率であり、非常に優秀なコストパフォーマンスである。このことは当然属州場の運用でも効力を発揮するが、圧縮の強力な植民場でも、白金貨の9金に届きやすく、段階として非常にスムーズである、と見える。
…しかし、実際はこれがビミョーにかみ合っていない。
愚者金は2枚で5金である。つまり、愚者愚者白金貨だと、10金。高度な算数を用いた結果、これは植民地には1金足りない。
愚者4枚の13金ならば白金貨はいらない。白金貨白金貨愚者で11金出すならば、銅貨で十分。(金量の話ですぞ!)
…愚者の黄金と白金貨、双方の強みを生かせるような金量の組み合わせが、存在しないのである。
…このことは白金貨の性質にも依る。
白金貨は単体で植民地のほぼ半分、白金貨自身の半分以上の金量、5金を産出する、とてつもなく強力なカードである。愚者金を何枚集めても、白金貨には永遠に追いつけない。(コストパフォーマンスで圧倒する模様)
属州場における金貨が、金貨2枚銀貨1枚で8金になるのに対し、植民地場の白金貨は、白金貨2枚銅貨1枚、白金貨1枚金貨2枚で11金である。
…よって白金貨は、圧縮により作り出された金量の少ない状態を取り戻しやすく、勝利点受け入れによりデッキが弱りやすい状態でも、手札3枚での植民地購入が比較的容易であるため、デッキパワーが持続しやすい。倉庫のようなルーターも撃ちやすいだろう。
圧縮のない戦略でデッキの回転率が落ちることも相まって、尚更植民場における圧縮戦略を精強たらしめている。
…しかし、白金貨2枚は10金、白金貨3枚だと15金。
白金貨だけだと、効率が悪い。
例え圧縮が非常に強力であったとしても、白金貨ではない弱い財宝を、例え銅貨であっても多少残すようにしなくては、金量と手順が無駄になってしまうのだ。
…脱線したが、このように白金貨は圧縮で強いが必要以上の圧縮で効率が悪く、また愚者金は非常に強力な圧縮からの白金貨購入、まではつなげやすいものの、金量の組み合わせから白金貨とピッタリはまるところがなく、白金貨の過圧縮にかみ合わない性質を引き出してしまっている。
実際、植民場で上記のサプライで先程と同様の作戦を取った場合、金量の出方が非常にぎこちないことが感じられると思う。
かーたーがいつもの調子で、この気付きをツイッタァという混沌の海に放り込んだ。
…その時である。
「「「パン屋2枚くらいあると捗りそうですね」」」
デデーン
ドミニオンキングの異名で知られ、嘗てギゾクコウニュウでかーたーのデッキから主要カード2枚をピンポイントでぶち落とした歴史のある、某R氏の言の葉である。
リプライ機能という、混沌に浮かぶ点と点とを繋ぐ命綱。
…コミュニケーションが、かーたーに新たな光をもたらした。
…そう、このサプライ、商人ギルドがあるぞ。
とりあえず回してみると、ぎこちなさがかなり解消されている。
5+5+1=11。
高度な算数の解エックスは、コイントークンだった。
キングに感謝した私は、並行世界でレートポインツ10000を捧げつつ、ひっそりと一人回しに励むのであった。了。
(…こんな調子で茶番めいた文章ばかり書いてたら記事構築の効率が悪いので、圧縮してメモだけで書いてくれないか)
・たのしいたのしい大学場。そして、やはり仮面はつよい。
大学 薬師 共謀者 鉱山の村 隊商 遊牧民の野営地 香辛料商人 研究所 パン屋 語り部、 探検。 屋敷場属州場。
→大学 薬師 仮面舞踏会 採集者 共謀者 遊牧民の野営地 香辛料商人 研究所 パン屋、 探検。 屋敷場属州場。(ほぼドミ(神)の仕様によりイベント1枚につきランダムカードが1枚入ってしまう)
わりと狂ったサプライが多い中で、比較的マシな速くて11T6枚くらいの速度感です^^
…ランダム・インする1枚がたまに劇的にサプライを変化させるのはそれはそれで楽しい。ブリッジトロルが入ったことで、ビッグブリッジを狙った場合、大学が村しかない問題とブリッジトロルの持続で残る性質がかみ合っててやりやすいと感じた。つまり一度引き事故すれば悲惨な未来がキミを待ってる!
これまたワンキルだけど街道インしての街道ブリッジ、街道にありがちな街道の枚数と購入回数の正方形問題がじみに算数大事だねってフインキをかんじた。ここらはほぼ10-11T発動ってとこでしょうかね。
…初期サプライにいた探検はわりと仕事していたけれど、仮面をインしたことでポが底に完全に張り付いてたりしたスキマターンか、属州2枚プラス探検買えるターンくらいしか探検の仕事がなくなる(それでも十分、つよいんだ…)。
…考えてみると、香辛料商人ですら、ああ探検って強いけど香辛料商人ってなんか探検みたいなことしてるしつよいよなって思ったのに、仮面舞踏会って探検が付いた採集者みたいなもんじゃないか…アクションがないとはいえどうかしてるよ…。
・うれしいうれしい物乞い傭兵ハンデス場。
薬草商 岐路 物乞い 密輸人 浮浪児 鍛冶屋 港町 変容 改良 玉璽。 屋敷場属州場。
あいからわずのぷろうじつぁん、揃うか揃わないかで速度があからさまに1-2T変わるんじゃ。あと、このサプライだと、揃ったら港町-岐路あたりでいいんじゃないだろうか感があるけど揃わなかった時浮浪児と何を取るのが最もいいのやら。変容が案外いいのかなって思うけど(事故防止要因にもなりうるし)、それほんとかな??でもたぶん傭兵いないデッキで港町だけ無駄に取っておくみたいなのは意味がないし鍛冶屋だけ入れて回転おかしくして浮浪児揃わなくちゃ本末転倒。ほんとに何取ったらいいんだろうね…アァッ!?ギンカァ!?
あと、一人回しだとハンデスが皆無だしほんとに実践的じゃない構築しかできないのも問題だよね…^^…
たぶんだけれども、傭兵は2枚入れておいて物乞いの銅貨を完全に切りきれるようにしておいて、属州加入にあわせて屋敷を切ったりしつつ金量調性で16-18金を目指すかんじで。
最もうまく回って13T6枚、回らなくて16T4枚とかですかね…
・MサンとHサンがかーたーに与えた課題。
礼拝堂 堀 村 鍛冶屋 庭園 義賊 祝祭 隠し財産 農地 宮廷。 屋敷場属州場。
…これは多少考えたのでまたしっかりまとめたいです。
礼拝-鍛冶屋の可能性をあまり考えたことがなかったのですが、わりと考えさせられました。
論理的にも一人回し的にも、このサプライの場合礼拝-鍛冶屋が礼拝-銀を上回っていそうな雰囲気があります。
ただ、正直ほとんど変わらないのかなーというところです。最終的にどっちの方がよさそうだ、とまでは、まだ完全には言い切れないです。
・砂上の永久機関、銀貨味(施しを添えて)
礼拝堂 交易人 語り部。 (施しがあるとたのしい) 屋敷場属州場。
すごい個人的な感覚として、デッキのまわりかたの雰囲気が(香辛料商人)道具岐路と似てるなぁなんて思ったりしましたが私は元気です。
・究極世界の公領公爵。
よろずや 肉屋 パン屋 掘出物。 他に 停泊所 魔除け 等も。(橋 施し もやってみたが施しが停泊所の裏側守備表示銅貨を認識して作動しないため断念しました^^)
…驚く勿れ、よろずや-銀-肉屋-掘出物から、20Tの公領公爵獲得枚数が、最高17枚とかいう異形の数字でした^^
つまり、これ以降1ターンに1枚ずっと連続で買っていて、なおかつ肉屋の改築効果で1枚多く取れています。やばいです。
…今までの複雑なコンボに依らない公領公爵では、せいぜい20T14枚が上限でした。単体ではおそらく商人ギルドが最強で、ポテンシャル的に14枚、平均で13枚弱、みたいなとこだったと思います。それで肉屋やよろずが肉薄するかんじで、よろずから入った肉屋が14枚いけるかんじですかね。
引きに依るので確実に5金2回出せないですが、ここまで単純な組み合わせで15-16枚がわりと安定するというのは、ちょっとやばいですね。
銀貨量産系とトークンの組み合わせが、公領公爵にとって強力無比なわけですが、お手軽に銅貨と金貨(銀貨と銀貨)をくれる銀貨である掘出物、ちょっとやばくないですかね^^ さすがにトークン系ないと、金貨のせいで偏り大きく、安定しにくくはありますが…でも実戦で考えると公領公爵からサラっと後入れ属州のポテンシャルもあるってことですし、それはそれでどうかしてますよ、たぶんですけどどうかしてます。
…ちなみによろず-銀からよろず-掘出物でも16枚のポテンシャルはありました。(ちょっとキオクがあいまいなので、もしかしたら掘出物-施しでよろず獲得スタートの方だったかもしれないです。)
ほりだしものェ…
・理論値に近いところで遊べる一人回し(?)
礼拝堂 石工 鉄工所 橋 共謀者 総督 宮廷、 施し。 避難所場属州場。
リロンチだと6Tで8枚とか取れるっぽいです。なお、リロンチを考えるならやっぱり圧縮はしないほうがよさそうだなって思いました^^
・探検は強いなぁと思いました。
画策 鍛冶屋 共謀者 前哨地 改良 値切り屋 大市場 国境の村 宮廷、 探検。 屋敷場属州場。
…いちおう、以前のかーたーひとりまわし選手権(限りなく無意味)において、一人回し属州獲得速度最高(果てしなく無価値)であった「礼拝堂総督改築」の9T属州6枚を上回る、8T前哨地属州6枚プラス公領(国境の村で沢山取れる)が出ました。直後に↑のサプライで7Tで属州8枚取れました…^^…
・たまには基本に立ち返ってみると案外楽しかったりする。
礼拝堂 村 鍛冶屋 金貸し 改築 玉座の間 研究所 祝祭 市場 鉱山。 屋敷場属州場。
・はみだし者ステロ???
礼拝堂 はみだし者 雇人、 渡し船。 屋敷場属州場。
目覚ましく速いわけじゃないですが、礼拝ステロより速いかんじですね。ただ、通常の礼拝ステロに雇人入れるパターンは試してないですが…多分属州場だとそこまでなんじゃないかって気がします。
初手渡し船ではみだし者指定-はみだし者スタートから、コストが下がっていても使える礼拝堂を選択し圧縮。適当なところで再度渡し船。今度は雇人のコストを下げます。こうすることで、圧縮が終わったはみだし者はデッキ外へと旅立って行きます。購入権2回分をスキップして礼拝堂を雇人に変換した形になりますが、速度自体は11-13T4枚でわりと安定します。デッキが薄めになるからでしょうかね??
・吟遊詩人と倉庫が組み合わさり、最強に見える。
地下貯蔵庫 倉庫 名品 引揚水夫 ネズミ 吟遊詩人 伝令官 ゴーレム 冒険者 行商人。 屋敷場属州場。
ネズミを入れた方が速いのかどうか。行商人ガメれる前提ならそれだけ狙った方が速い気はする。手札増やせる手段がゴーレムだけだがゴーレムは試していない…‐-…
…このサプライでは倉庫が序盤中盤終盤隙のない超強力カードになります。初手で取ってどこかで2枚目取ります。吟遊詩人は手札を減らさない代わりに手札の無駄カードには干渉できません。吟遊詩人がいることで、手札から不要札を捨てられるが、手札が減るのでなるべく入れ過ぎはしたくない倉庫がより生きる、というかんじですね。
・銅貨だと思った?残念預言者でしたー^^
従者 望楼 城塞 ゴーレム 前哨地 総督 預言者 掘出物 巨人 銀行
望楼-銀から総督と何を取るか?でちょっと悩んで回してた記憶。従者か望楼か銀ですね。望楼がいいのかなーとかは思いました。従者は素買いするんじゃなく銅貨を総督で改築したいのと、後から預言者貰うのに使いたいですけど、実際は互いに同じことするなら相手が序盤から取ってこない保障ないですよね…なんともです。しかも、一人回しでの構築なら屋敷を城塞にするの優先する方がつよいし…ちなみにこの時手札に望楼もあるなら山札トップじゃなく破棄することで手札に持って来られますね、ここ重要ですぞ…^^…
…あと、ステロイドに対するアタック効果とこちらが受けられるメリットを単純に考えて預言者だろうと思いますが、同じようなコンボデッキ相手なら巨人でパーツ破壊狙う方がつよい可能性はありますね。呪い撒きが望楼で捌かれてしまうし、金貨は総督でも持って来られるので。
回したのがちょっと前なので記憶が薄まりつつありますが、前哨地はもうほとんどデッキ完成しそう(あと預言者入れるだけくらい)、って時に入れるかんじだとは思います。
・鉄工所さえあれば、圧縮しまくってもいいんだ。
望楼 玉座の間 鉄工所 記念碑 石切り場 遊牧民の野営地 吟遊詩人、 焚火。 屋敷場属州場。
こういうのやると、気分次第で屋敷廃棄とかルーターとか持ってきて更にコワレたドミニオン遊びたいとか思い始めたり始めなかったりするね?あ、吟遊詩人さんいましたわ。
・狂人はつよいんです。
隠遁者 橋 再建 労働者の村 襲撃者 行進 助言者 大衆 バザー 造幣所。 屋敷場属州場。
Mサンがトゥイートゥしてたやつを勝手に確認回しして遊んでたビッグブリッジ。今見ると行進があるのに回した時は行進をとりあえず無視してやっているっぽいので確認してみたほうがよさそうだなぁ…。
・ビッグブリッジは目指しうることを把握できるのが大事なんだと思います。
望楼 採集者 賢者 医者 隊商の護衛 鉱山の村 橋 宝の地図 大使館 預言者。 屋敷場属州場。
なぜか面白かったみたいで何回か回してるみたいなんですね。