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Kurter's Court

0.3倍アクション

今暴かれる、2ドロー系サポートカードの光と闇

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今暴かれる、2ドロー系サポートカードの光と闇


四面楚かーたー、かーたー、かーたー、かーたーです。どうも。


…さて、今日はデッキメイクしていく上で優秀なサポートとなる中でも、2ドロー系のカードについて考えていきたいと思います。
というか、香辛料商人について考えようかと思います。

香辛料商人、手札の財宝カードを破棄してもよい。そうしたならば、2ドロー1アクションか、2金1購入を選べる。一見地味な効果です。
主な役割は、初期デッキに含まれる銅貨7枚の圧縮にあります。
圧縮しながらドローでデッキを回せる、というのは地味ながら強い効果です。

しかし、銅貨を圧縮したうえでドローしているため、金量は若干出にくいです。
初手銀貨-銀貨の2周目5金率が90%を超えるのに対し、初手銀貨-香辛料商人からの2周目5金率は、香辛料商人を研究所効果だけでなく木こり効果で使用する場合を考えても、75%程度とより劣る結果になります。
5金を出すことを最優先に考えなくてはならないサプライでは、初手ではなく、2周目に5金が出なかった際に購入すればよいこともあります。

このカードを初手で買う場合、3金で買ったカードの底沈みを防止したい意図があります。
例えば屋敷を破棄できる隠遁者、採集者とセットで、或いはコンボパーツを獲得できる工房とセットで購入することで、これらのカードの2周目底沈みを防止しつつ、銅貨破棄と2ドローで速やかに使用することができるようになります。
ここが倉庫等の3ドロー系カードと異なる点で、倉庫は4ターン目に引いた場合と、3ターン目に倉庫を撃って相方のカードを引けなかった場合とで、そのカードの底沈みを防止できません。
確かに倉庫は優秀なカードなのですが、5金帯を目指した初手での倉庫購入は、必ずしもよい目を引くとは限らず、安定しないことが多いです。(必ずしもこのようなパターンばかりではありません。倉庫を初手に購入することがプラスである場合も存在します。)

それでは、銅貨も圧縮したいが、5金帯のカードも取りたい場合に、初手で香辛料商人-銀貨を選択することが、必ず銀貨-銀貨に比べて一定のリスクを背負っていると言えるのでしょうか。
そのような場合もあるでしょうが、目指す5金帯のカード、或いはそれ以上の金量帯のカード次第では、ある解決策が残されている場合があります。

その解決策とは、4金-4金を引いてしまった際に、2枚目の香辛料商人-銀貨、と購入することなのです。
これが許されるのは、どのようなカードを目指している場合でしょうか。

それは、改築系(肉屋含む)、或いは単なる圧縮以上にメリットのあるカード(交易場、鍛造など)、の場合です。
これらのカード(鍛造の場合は足掛かりにするカード)を3周目に投入し、2枚の香辛料商人でデッキを2倍速で回転させることで、引き次第では、2周目5金に十分に対抗できる速度を発揮できるのです。
銀貨-銀貨では、香辛料商人を使う回数が減り、5金帯カードを使う回数も減るため、デッキの成長が著しく遅くなってしまいます。

以下のようなサプライ(組み合わせ)に基づいて考えてみましょう。

屋敷場、属州場。
「岐路、香辛料商人、研究所、肉屋。」

この組み合わせは、14ターン7枚(実際は空廃棄によりもっと早くゲームが終了する可能性が高いが)程度の属州獲得能力があり、肉屋ステロにも十分に対抗できるでしょう。

岐路があることでデッキの息切れが起こらなくなっていますが、岐路が無くても速度自体は速いままですので、属州5-6枚までは高速で取り切れるでしょう。
岐路がそのうち研究所よりもドローできるようになるので、岐路を2枚ほど取っていたならば、終盤手札に余った研究所を肉屋で属州に改築することもあるでしょう。

ゲームの速度に対して銅貨破棄が間に合わないため、どちらにせよ4金を引いたターン等に2枚目の香辛料商人を投入することはあり得るでしょう。
2枚目の香辛料商人は、肉屋で金貨にしながらもう1枚の香辛料商人で銅貨圧縮して引いて来たり、銀貨の枚数が足りている場合は単純に研究所にしてもよいでしょう。
コイントークンの数次第では、2枚目の香辛料商人は属州にすることもあるかと思います。

なお、金貨を属州に改築するのは、デッキパワーが尽きてしまう最後の周回か、自分が取る最後の属州を獲得するときとするべきです。
次の周回も引き切れるならば、金貨はこのターンと次のターン以降の3金ソースとして活用できるため、早々に肉屋で属州にしてしまうのは、金量過剰である場合を除いてよい選択肢ではないでしょう。


例えば肉屋が改良であったとしても、似たような手順を取ることで、香辛料商人を研究所へと改良できるので、大きな手損とはならないでしょう。


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"何かドミに対する自分の中にある方法論的わだかまりを形にしたさ、についてEさんに話したら日々の一人回しをブログにすればいいんでない?って仰られていたのだが、実際ツイッターに垂れ流すより有益かもしれない。"

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