忍者ブログ

Kurter's Court

0.3倍アクション

初手村はなかなかないってことですね。

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。

初手村はなかなかないってことですね。


どうもこうも、かーたーなんだから仕方ない。
お久しぶりですかーたーです。


今回扱いますのはこちらの過去記事で言及していた初手で、後から考えてみると間違っていたなぁということに気が付いたものになります。

サプライは以下になります。

属州・屋敷場
「中庭、(抑留)、村、銅細工師、石切り場、記念碑、略奪、船着き場、厩舎、隠し財産。」


とりあえず抑留を無視するという点は、前回と同じです。

前回記事では私かーたーは初手「村-石切り場」でいいのではないか、と書いていました。
その理由として、石切り場の底沈みを防止したく、銀貨は必要ないため、1つでも多くコンボパーツを獲得しておいた方がいいだろう、という説明でした。

しかし、後から考えてみると、初手3-4金で構築手順としてより優れている可能性が高いのは初手「中庭-石切り場」だろう、という結論に達しましたので、今回記事にしようと思った次第です。
初手5-2金の場合は、何も考えずに「船着き場-パス」でよいでしょう。この場合は中庭を買うメリットがそこまで高くないです。(しかもうまく回ったときの速度が1ターンくらい速いです)

初手「村-石切り場」と「中庭-石切り場」について、それぞれの場合に想定される動きについて考えていきましょう。
デッキ2周目の購入目標は「船着き場2枚」或いは「船着き場と石切り場」それが無理であれば「船着き場と村」のように設定しています。

まず3ターン目に中庭を引いて来た場合ですが、この場合は銅5枚での5金と、石切り場プラス銅2枚での3金で船着き場2枚の購入ができるように金量を調整します。屋敷を1枚も引かないか、石切り場なしで屋敷を3枚とも引くパターン以外は可能になります。(追記。石切り銅銅銅銅屋敷屋敷って引いてもだめですね。そう考えるとダメなパターンも多いです。)
村の場合は、船着き場2枚購入の可能性は相当低いです。屋敷が沈み、銅貨5枚が固まってやっと可能になります。

次に、4ターン目に中庭を引いて来た場合です。
この場合、3ターン目にもし4金が出ていれば、石切り場を買っておくことで、4ターンに撃った中庭で石切り場の分離が可能となりますので、石切り場が6分の1の確率で沈んでしまわない限り、船着き場の2ターン連続購入が目指せます。
また、もし石切り場が11枚目に沈んでいたとして、この場合は村でも中庭でも拾ってこれますが、12枚目だった場合は村では沈んでしまうのに対して(確立11分の1)、中庭は拾うことができます。というか11枚目と12枚目の差がなくなります。
この点を考えても、村ではなくて中庭が優れていそうですね。

書いていて気が付いたのですが、元々「3ターン目に3金で村を買う行動は望ましくないが、初手で村を買おうが中庭を買おうが素で引いてしまうぶんには同じ確率なので仕方がない。一緒に引いた場合にキャントリップである村にはどうしようもないが、中庭はドローと調整力があるので回避することができる」、まで考えて思考停止してました。しかしこれ、船着き場の購入を優先したいと考えると村じゃなくて銀貨ですね。圧縮がないうえに銅細工師にも生かされないんですが、船着きを取り負けたり撃てなかったりする未来を考えると銀貨な気がしてきます。6分の1で沈んだとき買えないのは石切り場にしろ銀貨にしろ同じです。
(追記:更に後から思ったんですが、この場合屋敷2枚を含む山札、になってしまうため、屋敷が沈まない限りは銀貨では5金出ないですね…まぁ4金だったら石切り場でも買うのでしょうか。相当雲行きが怪しいですが、村を買って3金確定の山札でもう1枚村を買う動きは、流石によわいような気がしますね。ここまで考えると、初手中庭よりは回転が絶対に起こらない村から、12分の1の底沈みさえ回避してしまえばよい、という考えもアリといえばアリなのでしょうか…中庭なら回転が起こる確率が12分の5にもなってしまいますね。ただ、素の3金引いたうえで更に回転が起こる、というパターンが弱いという話ですね。
…真面目に考えてみると、ここで中庭を撃って、山札から銅貨を引いて来たならば、石切り場を戻して5金ですね。そうすれば確定で船着きが買えます。屋敷を引いて来たならば、銅貨を戻せば銀貨さえ沈まなければ5金です。銀貨を引いて来たならばもちろん石切り場を戻せばいいでしょう。問題はないというのが正しい結論でしたね。
3T3金から中庭すら沈んだなら泣いてもいいでしょう。ただ、船着きはダブルボトムじゃない限り買えます。)

船着き場を優先して購入する理由ですが、3周目のデッキで例えば「村、船着き場、中庭、石切り場」のような場合と「船着き場、船着き場、中庭、石切り場」のような場合で今回は後者を目指していることになります。
ほぼ間違いなくアクション事故が起こります。
しかし、前者が後者に対して優れている点としては、デッキトップで村-船着き場-中庭と撃って石切りを引いて来る場合でしょうが、そんな都合のよい引きを期待しても仕方がないでしょう。
そもそも中庭は船着き場を2枚購入する仕事をしているのだから3周目に使えないということをそのままマイナス評価にするのかはわかりませんが、例えば船着き場を撃って村を引いて来たりだとか、村と船着き場だけを使う場合だとかまで考えると、中庭が使えなくて船着き場だけを使う、という動きと基本的には大差ないと言えるでしょう。
問題は、船着き場を可能な限りデッキトップで引きたいということと、石切り場と同時に引きたいということです。石切り場さえ引いてしまえば、中庭が使えなくても十分な金量が見込めるでしょう。
この場合、船着き場の枚数が多いことは単純に確率を高めてくれるため、有利です。

相手が全力で村優先で購入してきた場合等に村枚数で負けてしまうことも考えられなくはないと思うのですが、その場合は後からまとめて村を買ってしまえばいいでしょう。
その場合デッキパワーの差でまず負けることはないのかなと考えられます。



…というかんじで、過去の考えを一新しましたのでまとめさせていただきました。
もし、私かーたーのブログを見て、間違った情報を信じてしまった人がいたならば、大変申し訳なかーたーでした(?)。
あくまでも今現在の考え方ということで、まだまだ拙い面もございますが、何かお気づきの点等ございましたら、是非コメントなりツイッターなりでご指摘いただけると助かります。



それでは…^^…



…余談ですが、船着き場ステロがつよい理由(の一部)を言語的に理解できる形に落とし込めた気がしたので書いておきます。

まず、船着き場ステロはつよいです。

さて、皆さんご承知置きの通り船着き場ステロはつよいのですが、では、なぜ船着き場ステロはつよいのでしょうか。

それは、船着き場がつよいからです。

つよいカードである船着き場をステロイド運用する船着き場ステロはつよい。

真面目に考えて、船着き場はターンはじめにタダ鍛冶屋プラス購入権をもたらしてくれます。
しかもそのターン中にもう一発船着き場を撃っていいんですね。
単体のドロー性能は4枚です。

…このカード、なんで5金なんでしょう。

そのカギは、持続カードの性質にあります。
持続カードが本領を発揮するのは、基本的に使用した次のターンです。
このことから、持続カードはちょっと遅い、という性質があります。

それと同時に、これが大きいのですが、持続カードは場に残る性質から、デッキのリシャッフルに入りにくいです。

船着き場の場合、単発で使用するとデッキの下から13枚以内にあれば確実にリシャッフルに入らず、新しいデッキにはその船着き場が含まれません。
鍛冶屋ではこれは7枚になりますから、そのデッキへの入りにくさが分かるでしょう。
序盤ではまず間違いなくデッキに入らないということになりますね。

これを極端にしたのが引き切りデッキにおける船着き場ですね。
引き切りデッキでは、船着き場は基本的に2枚1組で4枚ドローカードとして扱います。
船着き場の1ターン遅い性質を、ターン頭の持続している方の船着き場で補う、と考えると、そのターン中は2枚一組で4ドローしているカードということになります。
圧倒的なコンボ安定性と、更には大量の購入権までついてきますが、単なるコストあたりのドロー力という面で見ると、狩場の方が優れていることが分かるでしょう。(だから狩場のほうがつよいというわけではないです)

しかし、この性質がステロにおいてはどうなるでしょうか。

ステロにおいては、毎ターンデッキの全てを持ってくるようなことはしないです。
つまり、引き切りのように船着き場のパワーが(購入権と安定性を除いて)半分になってしまう、というようには考えなくてよいでしょう。

前述のように船着き場はデッキに入りにくいですから、船着き場ステロでは基本的に船着き場3枚で運用することが多いと思います。
このことは、勝利点や財宝以外のカードを買わなくてはならないため、持続カードを使う場合のよわい点となってしまいます…(?)

…本当にそうなのでしょうか。
ではなぜ船着き場ステロはつよいのでしょうか。

よく考えてみると、船着き場ステロでは船着き場を3枚買わなくてはならないのではなく、船着き場を3枚も買ってよい、が正しいのではないでしょうか。

船着き場というつよいカードが、デッキリシャッフルと場に残る性質で被りにくくなっているため、なんと3枚も投入してよいのだと。

他に、ドローカードなのに3枚も投入してもよいカードなんてあるでしょうか。(保管庫とか大使館とか?おや…?)

1ターンドローが遅い性質ですが、ステロでは常にデッキの一部しか使わないため、引き切りのようにパワーが半分になってしまうとまでは言えず、単純にドローの一部が1ターン遅いだけで、4ドロー分全て使えていると考えてよいでしょう。

例え場に残ってリシャッフルに入らなかったとして、そのターン鍛冶屋相当のドローを行ううえ、デッキに入らないものを補うために購入した船着き場を引けさえすれば、更にドローすることができます。
デッキトップで引いた鍛冶屋が3ドローしている間に、船着き場は6-8ドローしてデッキを回していることになります。

…このカード、なんで5金なんでしょう。


結論:船着き場ステロはつよい。
PR

コメント

プロフィール

HN:
かーたー

"何かドミに対する自分の中にある方法論的わだかまりを形にしたさ、についてEさんに話したら日々の一人回しをブログにすればいいんでない?って仰られていたのだが、実際ツイッターに垂れ流すより有益かもしれない。"

カテゴリー

P R